コロナの影響で飲食店倒産件数は過去最大に上っている。
飲食店経営は難易度が高く、3年以内の廃業率は70%、5年で80%以上といわれています。
飲食業界では今後も厳しい状況が予想されるなか、廃業をした飲食店も少なくはないだろう。
そして今回、その廃業が負け組だと思っている人たちに、敗北から学ぶ重要性をレクチャーしたい。
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敗北の先にある未来とは
さんざん負けに負けを重ねてグロッキー状態。
打ちのめされている方々もいらっしゃることでしょう。
KOされてしまって真っ白な灰になってしまっているかもしれません。
しかし、それは自己認識が負けを完全に認めてしまっているからです。
何度も何度も負けを繰り返しているオレってひょっとしたら経験値をたくさん蓄積させているのかも。
そして、待てばいつか経験値が相手を負かすときが来ます。
今まで勝ちを続けていた相手は優越感に陶酔しているだけです。
優越感は敢えて言えば溜め込んだ蓄積の発散です。
発散してしまったらそこには何も残らないでしょう。
また、勝つことが当たり前に見えてしまった人たちは優越感自体がマンネリ化してしまうこともあるかもしれません。
株式会社 NO FEAR
代表取締役
津田修吾
しかし、負けは、妬み、恨み、憎悪……
などなどまさにものすごいパワーを蓄積しています。
決して、妬み、恨み、憎悪……どれもいい言葉ではありませんが、そのようなエネルギー をいい方向に使うことができればどうでしょうか。
メラメラは燃える憎悪。 そのような火が、ひょっとしたら暗い貧しい 町を照らし明るくしてくれるかもしれません。
時々勝負に勝ったりすることがあれば、その時点で憎悪は相殺されることになるので、町を明るくしようと思ったときそのエネルギーはそれ程パワーを持っていないかもしれません。
そのような意味では、最後の最後思いきりパワーを発散し町に貢献するためには、ずっとずっと負け続けていた方がいいのです。
負けて負けて、次は勝つことができると思っていたのにまた負けてしまった……。
そして、そろそろ転機が来ると思っていたのにまた負けてしまった。
そのような人たちは完全敗北から大きなことを学んでいるのです。
真っ白な灰になってしまうのはまだ早いです。 真っ白な灰になってしまわないためにも、心の奥底に「希望」を持ち生き続けて欲しいと思います。
負け続きの方々も、「希望」を捨てない限りいつかそのパワーを思いきり爆発・発散できるときが来ます。

敗北の根底の「希望」とは/負け組が勝つチャンス
大事なのは負のエネルギーを外部に排出するきっかけです。
負のエネルギーを外へ排出させるため、身体の奥底に「希望」が必要です。
これがなければ真っ白な灰のまま、リングの中央で消えてなくなるだけです。
負け続けてばかりでとてもではないけど、「希望」なんて持つことができないという方々もいらっしゃるでしょう。
そのような方々は、さらにこう考えてみてはいかがでしょうか。
オレは、飲食店務めていたけど発注を間違えてクビになってしまった。
居酒屋でお客様にビールをかけてクビになってしまった。
配達していて時間通りに届けることができなくてクビになってしまった。
配膳の仕事をしていて、転倒して全部床に落としてしまった。そしてクビに。
失敗のオンパレード。 しかし。そこに存在しているのは経験値であり、柔軟性です。
現代社会は嬉しいことに、敢えて言えばフレキシブルな人間が勝つ時代とも言うことができます。
現代社会はデパートががっしりと街の中心にあり街が構成されているという感じでもなく、デパートは家電量販店へとシフトしました。
家電量販店が不動の位置に君臨するのかもしれませんが、そうではないのかもしれません。
街は、今後流動的に消費者の気まぐれのニーズに対応して変化していかなければなりません。
現代社会の商品経済は、お客様にモノを買って もらうため、さんざんお客様をわがままに育てて来てしまったのです。
お客様がこのお店が飽きたと言えば、お店はお客様のニーズに合わせて様変わりするまでです。
モノがあるだけでありがたいと感じていたちょっと昔の時代とは大違いです。
主体はモノを売る側から、モノを買う側に確実にシフトしたとも言っていいでしょう。 市場はまるで川のように流動的です。
エリートの方々は、流動的市場にうまく対応することができず、ポキンと心が折れてしまうでしょう。
そのような人たちは頑固であり、融通がきかないせいです。
しかし、負けを繰り返した人たちは、フレキシブルに生きるというテクニックをいつの間にか身に着けており、
どんな状況の変化にもへこたれることはありません。
負けて負けて負けて、また負けてしまった……。
そのような方々は、是非、希望を失わないでいつか起こる成功への下準備なのだと考えていただきたい。
フレキシブルな生き方が要求される時代、充分、そこには負け組が勝つチャンスが残されています。
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